久留米周辺で築年数が新しいほど任意売却の際残債が残る理由

2020/06/05 ブログ
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最初にお断りしておきますが、久留米周辺でというタイトルを付けていますが、これは別に久留米に限ったことではありません。また任意売却に関わらず築年数の浅い物件を売却する際は赤字を被る事が多いです。その理由をお話ししたいと思います。

 

最近任意売却だけではなく、査定サイトなどを使って弊社にも多数の査定依頼があります。

もちろん任意売却を含め離婚や転勤、経済的理由などで本当に売却をご検討されてある方から、単純に今の我が家の資産価値がどの程度か知りたいだけの方まで様々な依頼があります。

その際特に築浅の物件についてはよほどの事情がない限り売却はあまりお勧めしていません。

というのは築浅の物件の場合まず住宅ローンの元金がほとんど減っていないのです。しかしながら土地は問題ありませんが、建物は買われた時より減価償却で資産価値がやや減少しているのです。また車などと同じで新築物件も一度入居してしまうと中古扱いになります。数年住んだだけでも新築に比べると価格はかなり落ちます(新築との比較になるので、中古住宅の場合割安感がないと新築に負けてしまうのです)。

 

また購入(新築)する際には税金や仲介料、消費税、登記費用、銀行の保証料や事務手数料など様々な費用が掛かります。売却の際にも仲介料や抵当権の抹消費用など諸経費が掛かります。これらは当然売値には反映できない部分なので、これだけでも相当な赤字になるのです。

 

このように築浅物件の場合僅か数年で一気に経費や資産価値が落ちてしまうため残債が残りやすくなるのです。